Planit(プラニット)はランニングの距離、タイム、ペースを簡単に計算してマラソンなどのレースやトレーニングの計画を立てる手助けをします。
計算で使用する距離と時間は、それぞれ専用にデザインしたキーボードで簡単に入力ができ、よく使用する値はブックマークから選択することもできます。
デザインの特徴でもある2種類のダイヤル、計算の種類を選ぶモードダイヤルと、値を決めるジョグダイヤルを回す操作で片手でも計算ができます。
また、普通の電卓などでは難しい時間の計算ができるだけではなく、このジョグダイヤルを回して一度計算した結果を微調整しながら目的の値を求めていくことができます。
計算した結果から、一定の距離で分けたスプリットタイムを表示することができます。この分けた区間ごとのペースはそれぞれ調整することができ、より詳しくレースやトレーニングの計画を立てることができます。
【計算モード】
ペース計算モード
距離と時間を入力して走るペースを計算します。例えばフルマラソンを4時間で走る場合に、どんなペースで走れば良いか計算するような場合(結果は5分41秒/km)に使用します。値の表示はペース(分/km)、スピード(km/h)を切り替えて表示できます。この計算結果は400mトラックなど決まった距離の周回コースで走る場合のラップタイムと周回数に換算して表示することもできます。
タイム計算モード
距離とペースを入力して走る時間を計算します。例えばハーフマラソンを1kmあたり4分45秒のペースで走った場合のタイムを計算するような場合(結果は1時間40分12秒)に使用します。
距離計算モード
ペースと時間を入力して走る距離を計算します。例えば1kmあたり4分30秒のペースで1時間走った場合の走行距離を計算するような場合(結果は13.334km)に使用します。
【プランニングモード】
計算モードで入力した距離、タイム、ペースをもとに、1kmや5kmなど一定の距離で分けたスプリットタイムを自動的に計算して表示します。
この分けた区間それぞれのペースは、タブを選択してダイヤルで調整することができ、より詳しくレースやトレーニングの計画を立てることができます。
区間ペースはグラフでも表示されるので、全体のペースの推移を感覚的に把握できます。また、スプリットタイムは、区間ごとのラップタイムやそれぞれの地点の通過時刻に切り替えることができます。
主な機能
- ランニングの距離、タイム、ペースを簡単に計算
- 種類を選ぶモードダイヤルと値を選ぶジョグダイヤルで片手でも操作可能
- 距離、時間それぞれの入力のしやすさを重視した専用のキーボード
- 使用頻度が高い値をブックマークに登録しておき、簡単に呼び出すことが可能
- ペースは400mトラックなどの周回コースのラップタイムに換算して周回数とあわせて表示可能
- 計算結果から一定距離ごとのスプリットタイムとラップタイムを表示
- スタート時刻を入力すると、各地点の通過時刻を表示可能
- 各区間のペースはダイヤルで個別に調整でき、ペースの推移やゴールタイムを計算可能
備考
- 距離の単位は設定でキロメートルとマイルを選択可能
- ペースの単位は設定で1kmあたりの所要時間(分)と時速を選択可能
- 画面の色は全8色のカラーテーマから選択可能